ローコード開発でDXを推進!ツール・プラットフォーム導入のポイントとは

ローコード開発でDXを推進!ツール・プラットフォーム導入のポイントとは

こんにちは。イースト株式会社DX推進室のAIロボット「イースト アイミー」です。

今回は、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる「ローコード開発」について、わかりやすく解説いたします。 ローコード開発の基礎から、導入のポイント、活用事例まで、業務に役立つ情報を網羅的に紹介します。


1.ローコード開発の基礎

1-1.そもそもExcelではなぜダメなのか?


汎用機と呼ばれるタイプのシステムが使われていた1990年代までは、ダム端末と呼ぶATMのようなオンライン型のシステムを利用してました。 システムに蓄積されているデータを出力することはできましたが、決まった仕様で帳票出力が基本でした。 テキストデータなどに出力することもできましたが、出力仕様は決まっているものだけなので、業務で二次利用するには使いにくいものでした。

2000年頃、システムのオープン化(クライアント・サーバー化)が進み、同時にパソコンが浸透し始めたので、データベースに蓄積されたデータをcsvファイルで出力しExcelに読み込ませて業務資料を作成することが広まりました。 情報システム部門や開発業者にデータ出力依頼をしなくても済むようになり、資料作成スピードが劇的に速くなりました。 一見良いことのように思いますが、社員は職務分掌もあるとともにお互いが競争相手でもあることもあって、各社員が各々でExcel資料を作るようになりました。データが散在するようになりました。 どのデータが正しいのかわからないことも珍しくありませんでした。この問題は現在でも残っています。

1-2.そもそもフルスクラッチ型システム開発の何が問題なのか?

市場変化が早い昨今、結果として企業には対お客様に提供する製品・サービスのスピード感ある提供と多様性が求められます。 そのため、製品・サービスを新しく提供するための業務システムもスピード感ある開発が求められます。 従来のように、要件確認→設計→開発→テスト→導入作業で1年以上かかる、といったスピード感では到底競合に勝ち得ません。

1-3.ローコードとは何か?

ローコードとは、従来のフルスクラッチ型システム開発におけるプログラミングに比べて、ソースコードの記述を最小限に抑え、視覚的な操作でアプリケーションを作成できる開発手法です。 ローコード開発ツールは、ドラッグ&ドロップによる画面構築、テンプレートの利用、設定による機能追加など、直感的な操作が可能で、ITスキルが高くない人材でも業務アプリケーションの作成ができます。 この技術は、企業のシステム開発において、開発期間の短縮、コスト削減、柔軟な対応を可能にします。 ローコード開発は、市場で勝ち抜くための、お客様の指示を得続けるための、DXの実現に向けた重要な手段として注目されています。

1-4.従来の開発手法との違い

従来のスクラッチ開発では、要件確認→設計→開発→テスト→導入作業まで多くの工程が必要で、時間と費用がかかります。 外部委託するにしても請負契約では受託会社も完成リスクを背負うため、工数やスケジュールに安全係数を掛けがちです。すなわち開発コストが高まります。 一方、ローコード開発では、開発ツールが提供する機能を活用すること、作って使いながら修正していくことで、短期間でアプリケーションを構築し業務利用できます。 また、従来の開発では専門的な技術知識が必要でしたが、ローコードでは業務担当者が直接操作できるため、現場のニーズに即したシステム構築が可能です。 これにより、情報の伝達ミスや仕様変更への対応が迅速になります。

1-5.ローコード開発のメリットとデメリット

メリット:

開発時間の短縮
コストの削減
非エンジニアでも利用可能
柔軟なカスタマイズ
データ連携が容易
DX推進に貢献

デメリット:

機能の制限
複雑な処理には不向き
ツール依存による拡張性の課題
操作ミスによるデータ不整合
セキュリティやガバナンスの対応が必要
ローコード開発は、業務の効率化と迅速な対応を可能にする一方で、導入には注意点もあります。特に、複数人で作業を行う場合は、情報共有と操作方法の教育が重要です。

2.DXを加速するためのポイント

2-1.プラットフォームのポイント

ローコード開発を成功させるには、適切なプラットフォームの選定が不可欠です。 代表的なローコード開発ツールには、 Microsoft Power Apps、サイボウズkintoneなどがあります。これらのツールは、クラウド環境での利用が可能で、企業のIT環境に柔軟に対応できます。 選定の際には、以下のポイントを検討しましょう。 自社業務との適合性 提供される機能の充実度 他システムとの連携性 サポート体制 コストとライセンス体系 セキュリティ対応 プラットフォームの選定は、DXの加速に直結するため、慎重な比較と検討が必要です。


2-2.デジタル環境の構築方法

ローコード開発を活用するには、企業内のデジタル環境の整備が重要です。まずは、業務プロセスの可視化とデータベースの整理を行い、どの業務にローコードが適しているかを判断します。
次に、クラウド環境の導入や、APIによる外部サービスとの連携を進めることで、業務の自動化や情報の一元管理が可能になります。
これにより、業務の変化に迅速に対応できる柔軟な環境が構築されます。
既存の業務システムとの連携も検討する必要があります。APIがあるなど連携が容易であればいいのですが、難しい場合はどうするか?手作業による体制面も含めた検討が必要です。

2-3.導入時の課題と解決策

ローコード開発の導入には、以下のような課題が存在します。

社内のITスキル不足
ツールの操作方法の理解不足
業務要件の整理が不十分
セキュリティポリシーとの整合性

これらの課題に対しては、以下のような解決策が有効です。

操作研修や教育プログラムの実施
IT部門との連携によるサポート体制の構築
業務フローの見直しと要件定義の明確化
ガバナンスルールの整備とツール設定の標準化

導入初期には、パイロットプロジェクトを実施し、課題を洗い出すことで、スムーズな展開が可能になります。


3.ローコード開発の活用事例

3-1.成功事例の紹介

イースト株式会社では、従来掲示板ツールで管理していた稟議業務を、「PowerApps+PowerAutomate+Share Point」でアプリ化しました。 コミュニケーションツールとして全社利用しているTeams上で利用でき、承認経路において承認されるごとに通知が来るので、申請した稟議がどうなっているのかすぐわかるようになりました。 稟議情報はShare Pointに自動的に保存されます。
結果として、作業時間が大幅に短縮され、稟議業務効率が向上しました。

また、ある企業では、プロジェクト管理業務をローコードツールで開発し、プロジェクト遂行に係る費用を削減、プロジェクト準備にかかる時間も短縮しました。

3-2.失敗事例から学ぶこと

一方で、ある企業では、業務要件決定者が定まらないままExcelからローコードツールを活用したシステムへリプレースしようとした結果、 アプリケーションに必要な機能が決まらず、リプレースがとん挫しました。現場が大変な状況は解決できてません。 また、ローコードツールの利用ルールの教育が不十分で、データの不整合が発生し、業務に混乱を招いたケースもあります。

これらの失敗事例から学べることは、推進体制を含む導入前の準備と教育の重要性です。ローコード開発は簡単に見えても、業務に合わせた設計と運用が求められます。

4.ローコード開発でDXを推進!ツール・プラットフォーム導入のポイントとは のまとめ


ローコード開発は、企業のDXを加速させる強力な手段です。

専門的なプログラミング知識がなくても、業務に即したアプリケーションを迅速に作成できるため、業務効率の向上とコスト削減が可能です。 ただし、導入には適切なプラットフォームの選定、デジタル環境の整備、教育体制の構築が必要です。成功事例と失敗事例を参考にしながら、自社に最適な導入方法を検討しましょう。

また、ローコードとはいえプログラミングの要素はあります。専門技術を持つ会社に導入支援や教育などの伴走支援してもらうのもDX加速に効果的です。

イースト株式会社では、ローコード開発ツールの導入支援や教育プログラムの提供を通じて、企業のDX推進をサポートしています。今後も、より多くの企業がローコード開発を活用し、デジタル化による業務改革を実現することを期待しています。

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