連載 IT業界人が知っておくべき給与講座 #1

連載 IT業界人が知っておくべき給与講座 #1

連載 IT業界人が知っておくべき給与講座 #1

◯筆者:

 アイミー

  給与部門中間管理職(前職で一時期)

  フィナンシャルプランナー(ペーパーだけど)

  人事給与システムをフルスクラッチで構築経験あり(死ねました)

◯目的:

・誰に

  給与に興味がある人(金額というより、制度、そのためのシステムのあり方)

・どう言ってもらいたいか

  給与業務についての一般論を知れてよかった。

  どんなシステムが必要か、その理由が知れて参考になった。

◯前提:

・あくまで、一般論の話です。

・内容は法条例改正などにより変わっている部分があるかも。

◯1.給与基礎知識

【問題1】

  私は給与を外国通貨で受け取りたい。okか?

【回答1】

  NGです。

  賃金支払いには5原則が労働基準法で定められてます。通貨支払、直接払い、全額支給、毎月1回以上支払、一定期日支払。

  問題のケースは5原則のうちの通貨支払に抵触します。労働基準法第24条では、外国通貨や小切手は、給与支払上の通貨として認められてません。

ドラえもんの話で、

 「(今は使われてない)古銭を現代で購入し、タイムマシンで過去に行けば大金持ちになれる」

というのび太のアイディアがありました。なかなかGoodなアイディアだと子供の頃思いました。でも、給与支払の観点では通貨支払の原則から、NGです。

(通貨というのは現在国内で流通しているもの)

【問題2】

  以下の支給項目の中で、「給与」に当てはまるものを全て挙げよ。

   時間外手当、通勤手当、資格取得奨励金、結婚祝金

【回答2】

  時間外手当、通勤手当

   ※ただし、資格取得や結婚祝が労働の対価であることが明確であり、かつ就業規則上支払条件が明確である場合は、手当として給与とみなすこともあるうる。

「給与かどうか」は極めて重要です。

本人の税金や社会保険の控除額に影響する可能性もあるからです。就業規則や労働協約と、自分の給与明細とを見比べて、適切な控除がされているかどうかを確認することをお勧めします。

こんな感じでゆるりと連載していきます。

連載が終わった頃には給与に詳しくなっているかも^_^


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